外志男のCG作品

一部額装したものを準備中です。

源氏物語絵巻

外志男が、晩年に精力的に取り組んだCGアートの作品群です。
12世紀の宮廷画家に対し、「自分なら、この色にする」と主張した蒔絵師の挑戦です。
原典を所蔵する五島美術館・徳川美術館からはご了承を頂きました。

源氏物語絵巻 四十帖 「御法(みのり)」
:光源氏の愛妻、葵の上が亡くなる直前の場面。

源氏物語絵巻 五十帖「東屋(あずまや)一」
浮舟に女房が物語を読み聞かせているところを、横から聴いている女房二人。

源氏物語絵巻 五十帖「東屋(あずまや)二」
烏帽子の薫が、浮舟を突然来訪。浮舟は驚き、薫を待たせている。

源氏物語絵巻 三十六帖「柏木(かしわぎ)二」
床に伏している柏木に、夕霧が昇進の知らせを持って見舞いに来る。
柏木は烏帽子をかぶり正装で迎える。

源氏物語絵巻 四十九帖「宿木(やどりぎ)一」:帝と薫の囲碁対局。
唯一、内裏「清涼殿」が描かれた作品。

源氏物語絵巻 三十六帖「柏木(かしわぎ)一」
伏せっている女三宮が尼になりたいと告白、
父の朱雀院が困惑している場面。光源氏は、事情を知っている。